プロフィール
1966年生まれ。山口県美祢市出身。山口市で育ち、山口県立山口女子大学国文学科卒業。専攻は近代文学(太宰治研究)。
現在は奈良市在住。2020年7月より、奈良市観光大使。
1999年、約9年の会社勤めを経てフリーの編集者・ライターに。 結婚を機に大阪から奈良に移り、99年より季刊誌『あかい奈良』にライターとして参加、 2006年より休刊となる2012年春号まで同誌編集長を務めた。同誌は、広告が一切なく、考古学や民俗学の話題をはじめ、人物像、芸術、伝統的な行事、食べ物、文学にいたるまで、様々な角度から地元・奈良を紹介する雑誌として親しまれた。
現在、奈良きたまちで築約100年の民家をアトリエ「踏花舎」として使用。平城宮跡の保存に奔走した棚田嘉十郎が一時期を過ごした家屋である。 文化講座や体験型ワークショップ・まちあるきイベントなどを実施しながら、 フリーの編集者・ライターとして、雑誌・新聞での奈良特集の企画・執筆なども多くてがけている。仏教関連の仕事も多い。
著書に『北を見るひと』(角川学芸出版)、『祈りの回廊をゆく~奈良町・高畑編』(飛鳥園)、『奈良を愉しむ 奈良 大和路の紅葉』、『奈良の朝歩き、宵遊び』『神饌 供えるこころ 奈良大和路の祭りと人』(淡交社)。共著に『知恩院散策記』(知恩院発行)。
『古寺巡礼 京都 南山城の仏たち』(京都南山城古寺の会/飛鳥園)寺院解説。『マンガで読む古典 万葉集』(ナツメ社)解説。
編集に『カハラのごちそうものがたり』(森義文著/フェリシモ出版)、『仏教シネマ』(釈徹宗・秋田光彦著/サンガ)、『高台寺物語』、『須磨寺物語』、平成大改修記念『河内長野 下岩瀬薬師寺』、『奥河内・岩湧の森 岩湧寺の歴史・文化財と自然』、ハンドブック『東向北町240年の記録 萬大帳をのぞいてみよう!』。
読売文化センターで京都・奈良それぞれの寺社など散策講座、NHK文化センターとサンケイリビングカルチャー倶楽部で奈良散策講座の講師をつとめる。
なお、俳人としても活動している。俳句結社「寧楽」主宰。俳人協会幹事。『月刊ヘップバーン』編集長、『七曜』同人を経て『晨』同人。
芦屋市立谷崎潤一郎記念館で「季語から始める俳句レッスン」も開講。
メルパルク京都カルチャー(よみうり京都文化センター)、NHK文化センターなどで俳句講座の講師を担当。
奈良市奈良町にぎわいの家で旧暦講座の講師。 奈良県翻訳者養成講座で古典の読解方法についての講師(平成26年度、27年度)。 奈良女子大学 なら学講座のゲスト講師(平成21~23)。
また、2004年より2014年まで、読売新聞大阪本社広告局制作・関西のデパートでオススメ商品をピックアップする「行楽百貨」コーナーの取材・コーディネートを担当した。
フェリシモしあわせの学校 奈良分校世話役。
2012年11月、奈良の文化や歴史を特に近現代史を中心に編集・発信するNPO法人「文化創造アルカ」を立ち上げ、活動を開始した。
2012年より、きたまちエリアのマップ、イベントづくりを行う「きたまちコンセント(旧きたまちweek実行委員会)」事務局。
2013年より奈良市文化振興計画推進委員会・委員。
2014年より、なら歴史まちづくり推進協議会・委員、奈良市景観審議会・委員。2015年より、奈良県河川整備委員会・委員。
2015年3月1日より、入江泰吉旧居の事業コーディネーターをつとめる。
2015年より、転害門前旧銀行建物活用協議会の企画広報委員会委員長。
2015年7月〜2021年3月、啓林堂書店、なら三原色の会と連携し、本との出会いを創るプロジェクト「よもやーろ」。
2016年4月〜2020年3月、武庫川女子大学非常勤講師。
2016年度より、奈良県立美術館連携展示・企画を主催。
2018年4月〜2021年3月、奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所なら学研究センター協力研究員。
2018年4月より、NHKラジオ深夜便「日本列島くらしの便り」レポーター。
2020年7月より、奈良市観光大使に任命。